背中・背筋の張りの対処法

側湾症の緩和

背中が痛いという現象には様々な原因があると思いますが、正座をしなくなったことで側湾症の人が急増しているのは事実です。背中が痛いなと思ったら、壁に背中と踵をつけて真っすぐに立ってみて下さい。背中が痛い人は、おそらく背中全体に壁を感じる事ができないはずです。

 

見た目では側湾症はわかりにくいものですので、背中が痛いと感じた時は、こうした簡単なチェックをしてみるのもよいのではないでしょうか。マッサージやカイロプラクティックに行って診てもらうのも結構ですが、まずは自己診断できるところからはじめて見て下さい。

 

また、簡単な体操で背中の痛みを緩和することもできます。まずは椅子に腰掛けて、体幹を意識しながら腰を反らします。背中の痛みが背筋のバランスの悪さから起こっている場合は、腰から上のバランスを整えるために行います。

 

胸を張るようにして腰を反らすのがコツです。これを深呼吸と合わせてするようにして下さい。これを一週間程続けていけば、背中の痛みが軽減している事に気付くはずです。さらに、パートナーに背中の痛みを和らげてもらう方法もあります。

 

腰から首にかけて背骨の両側を強めに下から上に押し上げるようにマッサージしてもらう方法です。背中が痛い場合は、それが側湾症であっても、過労であっても血行が悪くなっていることには間違いないはずです。太い血管が背骨を巻くようにして走っていますので、この流れをよくして、背中の痛みを緩和するのが目的です。少し強めにほぐすようにしたほうが効果的です。