背中・背筋の張りの対処法

背中の痛みの原因

背中の痛みの原因には、日常の姿勢や習慣によって起こるものと、内蔵などの病気からくるものがあります。単なる筋肉痛だろうとなどと思って、簡単に考える場合が多いようですが、中には命に関わる内臓疾患である可能性もあるので、注意が必要です。

 

一般的にコリと呼ばれるものが背中の痛みになっている場合では、ずっと座ったままの仕事や姿勢の悪さが原因になっていることが多いようです。長い時間座ったままでいると、血行が悪くなったり筋肉が緊張したままの状態が続いてしまうので、姿勢を時々変えるなどして体をほぐすことが大切です。

 

本来であれば体重は均等に分散されるはずですが、姿勢が悪いと体重が一部に集中してしまい、そこに負担が偏ってしまいます。この負担によって背中のある特定の部分が痛み出すこともあります。

 

背中の痛みを感じた時に、自分の姿勢の状態を振り返ってみて、長い時間同じ姿勢で仕事をしていたような場合には、こうした部分に原因があると考えてよいと思います。そういう場合は、ストレッチをしてみたり、時々席を立って歩いたりして体をリラックスした状態に保つように注意して下さい。

 

ひどい肩こりが背中の痛みにまで発展する場合もよくあることです。元々は肩に症状があったものが、その範囲が広がって背中にまで伝染してしまうのです。こういうときも、同様に身体をリラックスさせる運動を適時行なってみて下さい。