生活習慣を改める
背中の痛みを緩和するためには、生活習慣を改めることで、ある程度の効果が得られたり、正常な状態に戻ることもあります。まずは、普段から正しい姿勢を心がけることが大切です。
背中がスッと伸びている姿勢というものは、見ているだけでも気持ちのいいものです。そして、いかにも健康そうに見えます。実際、良い姿勢をしている人は健康であり、背中に痛みを抱えている人は少ないはずです。
逆に姿勢の悪い人は、いかにも不健康に見えますし、実際にも不健康である場合が多いと思います。悪い姿勢が習慣化してしまっている人は、将来背中の痛みどころか、肩や首、腰などの痛みに悩まされる可能性がかなり高いと思われます。普段から正しい姿勢を把握し、その姿勢を保つように心がけることが大切になります。
また、適当な運動を行なうことも大切なことです。年齢が上がると、当然筋力が落ちてきます。筋力が衰えるとそれを支えている関節にも負担がかかってきてしまいます。筋力をアップさせることは、年齢によっては難しいと思いますが、その筋力を維持させるための努力はするべきであると思います。
肥満もよくありません。肥満は、首や肩、腰の関節に多大な負担をかけることになります。肥満は内臓系の生活習慣病の大敵のようによく云われていますが、このように関節や骨にも異常をもたらすものなのです。